#37 ミスター能天気真っ最中

こんばんは。

お久しぶりです(大嘘)

 

今日お昼にお知り合いの劇団の方が出演している劇を見てきました。

非常に面白かったです。

1時間なのに内容もあって迫力もあってとにかく良かった。

かけあいも面白いし流れもいいし。

 

演劇ってだいたい冒頭によくわからないダンスとか詩とかありますよね。

で、それを終盤にもう一度出すみたいな。

これって結構おきまりのパターンなんですかね?

僕が今まで見てきた作品はほとんどそんな感じでした。

その使い方がうまい劇は良い劇と呼ばれるのでしょうかね。

僕はあんまりその冒頭のやつが好きじゃないんですよね。

なんか不気味だし、演劇感があるし。

いやもちろん面白いとは思うし、それは回収するのだから必要な要素だとも思います。

でも、あんまり好きじゃない。

そんな感じです。

 

そうはいっても今日は短い時間で色々感じるものがありました。

演出の方法とか発声の大切さとか。

本当にみなさん凄いなと思いましたね。

 

あ、僕も今一応演劇人として活動しているのです。

申し遅れましたが(笑)

まあ演劇人というかパフォーマーというか、芸人というか。

いや、ただの腐れ大学生か。

うん、これが一番しっくりきてます。

 

でも僕の知ってる演劇好きな人ってあまり良い人がいないんですよね。

なんか近寄りがたいというか。

中高の演劇部は不気味な人や暗い人が多かったし、何を考えているか分かりませんでした。

だから正直僕の中では演劇は暗いやつがやる自己主張の場みたいな感じだったんですよね。

もちろんこれは僕の偏見ですよ。

おそらくまだ出会っていないだけで演劇人にもめちゃくちゃ良い人はいると思います。

だから早くそんな人とお会いしたいです、仲良くなりたいです。

 

僕もコントで舞台に立ったことがあるのでこの偏見はあながち間違いじゃないとも思うんですけどね。

僕だって多分不気味だし何考えているか分からないですし。

今日だって一人くそ虚しい気持ちでリリック書いてたしバイトも違うこと考えていたし。

 

 

なんかね気付きました。

いや気付いたという言い方はおかしいか。思いました。

 

自分が女だったら好きになるような男になろうと。

 

今まで本当にくそ自分勝手にやっていたなと。

だから自分が女なら自分を好きになるかを軸にして考えてみようかなと。

そうすれば新たなことに気付けるかもしれない。

 

そうやっていけば自分の基準も変わるだろうし、本当に自分の理想、自分の好みに近い人と出会えるかもしれない。

もし出会えれば自分という相手にシミュレーションは出来てるわけだからうまくいくはずだ!

お、こないだの文章による孤独解放論並みに素晴らしい理論だ!

 

ならばさっさと自分の理想を考えてその人に合うように変えなければ!

 

んーとね、見た目はねえ、

石原さとみ尾野真千子を足して2で割ったような感じで背が低めがいいな。

尾野真千子は見た目もそうだけど、「最高の離婚」でのキャラが大好きです。

あ、性格というか雰囲気は「陽だまりの彼女」の真緒もいいですね。

もちろんガッキーの爽やか要素も欲しいなあ。

 

 

やばいぞ。

そんな女の理想ってどんな男だよ。

絶対身長足りねえよ。

166じゃ絶対無理だろ。

 

いや信じろ。

そんなにいい女性は中身を見てるはずだ。

 

やばいぞ。

中身も最悪じゃないか。

自称ポジティブクソ野郎のどこに中身があるんだ。

ほとんど変質者マインドと言われいているぐらいの男だぞ。

 

 

うそだろ。

こんな結論に至るのか?

まさかの理想を語った結果死にたくなって終わりか?

 

いやいやいや!

それだけは嫌だよ!

もっと希望持たせてくれよ!

 

よし。

この最悪の状態からどうすれば理想の女性の理想に近づけるか考えよう。

ってか「理想の女性の理想」って。どんだけ理想なんだよ。

 

外見、特に身長はどうしようもねえ。

少し痩せようか。

もともと体型はガチッとしてるから贅肉よりも筋肉をつけなければな。

これでも高校時代は顔もシュッとしてたんだ。

体脂肪率も一桁だったんだ、大丈夫だ自信持て俺。

 

中身、うーん、これはこれで難しいな。

とにかく一途な人間だろうか。

それは必要だな。

相手を受け入れる大きな心も必要だろう、うむ。

他にはなんだ。

しっかりと自分の仕事に打ち込む姿も見せねばな。

こんなにしっかり文章を書いてるではないか。ほぼクリアだ。

相手を大事にする姿勢も大事だ、そうだな。

よししっかり相手の話を聞けるようになろう。

今の俺は数打ちゃ当たる理論で冗談を言っているからな。

これは身に染み付きすぎているから改善するのは少し骨を折りそうだな。

一番難しいかもしれないが、理想の女性を射止めるためにはやむを得ん。やれ、俺よ。

そして爽やかな笑顔だ。

これはもういいか。普段からバカみたいに笑ってる。

でも自分の笑顔ってあまり好きじゃないんだよね、なんか気持ち悪いんだよな。

まあいいや。

他はないだろうか。

財力も必要か。

うーん働くぞ、しっかり結果残してゲットマネーするぞ。安心しろ。

知力もがんばるぞ。

例えツッコミも絶妙な間でのボケも出来るぞ。

しょうもない冗談も出来るぞ。

知力を履き違えてるか? 気にするな。

ちゃんとロマンチズムも持ち合わせてますよ、安心してください。

 

よし完璧だ。

これだけ揃えれば大丈夫だろう。

これで俺も幸せ間違いなしだ。

あとは理想の女性を探しながら己を磨くだけだ。

 

あれ、見てるの?

なんだ言ってくださいよ。

そこの理想のあなた。

 

 

って誰やねーーん!

お前誰やねーん!

ってか俺は誰やねーん!

 

 

なんか久しぶりに楽しみながら書いた気がする。

余は満足じゃ。

 

完璧なバカやな俺。

気にすんな。

俺が女ならこんなバカが好きになるはずや。