#70 コテンパン

 

こんばんは。

こんばんは。

 

二度も言うな。

 

はいはい。

 

はいは一度だ。

 

はーい。

 

伸ばすんじゃない。

 

はいっ。

 

よろしい。

 

 

 

現在帰り道です。

 

電車に揺られてます。

 

 

帰り道、見たくもないものを見ました。

 

まあ俗に言う「好きな子が彼氏と帰ってる場面に遭遇」ですよね。

 

ストレート過ぎて俗ですね。

 

 

まあそれは仕方ない。

 

人と人が付き合えば一緒に帰ることなんて山ほどあるはずだ。

いいんだ、いいんだ。

 

いや、いいとか俺が言うことじゃないんだ。

 

俺が認める認めないに関わらず存在するんだ。

 

これを俗に「俺が認める認めないに関わらず存在するんだ」と言います。

 

 

うん。

 

 

まあそんなわけで傷心してるところで先輩に出くわし、劇団について色々ご指摘やアドバイスをいただきました。

 

正直そんなこと聞きたくなかったですが、考える時間を忘れさせてくれて助かりました。

 

結局今考えてるんだけどね!

 

いや、ここにも吐き出さなかったら余計落ち込んでた。

 

書くことでだいぶ昇華はされてる。

本当に助かっています。

 

 

はっきり言ってですよ。

 

完全に僕は休むべき期間なんですよ。

 

2年付き合った彼女と別れ、その後好きな女の子に彼氏が出来、告白しても当然フラれる。

 

ここまでズタボロになっているのなら僕は休むべきなんですよ。

 

本気で思います。

 

傷心旅行にでも行きたいぐらいです。

 

 

でも、それを許さないぐらい毎日は忙しい。

やることは山ほどある。

 

演者の色々を見ないといけない、脚本は修正しないといけない、音響照明についても考えないといけない、稽古全体を作らないといけない。

劇団のことだけでも手一杯なのに、テストもあるし就職についても考えないといけない。

 

あーーー!

パンクだ!!!

 

誰か癒してください!!

 

 

何でなのかなあ

 

この胸にガラスの破片が突き刺さった感じ。

 

痛いです。

 

でもこれは多分みんな感じたことあるんだろうな。

みんなよく生きてるよって思います。

 

もっと泣いたり絶望したりしてもいいんじゃないかなと思います。

それを人に見せないって凄いんだなあ。

 

 

そうそう、今日その俗に言う「好きな女の子が彼氏と帰ってる場面に遭遇」をした時に、親友に言いました。

 

 

「俺はね、こういうのを表現したいんだよ」

 

と。

 

親友にはなんじゃそりゃと笑われましたが、割と本気なんですよね。

 

明るい話とかも大好きですが、そういう救いようのない切なさとか悲しさとかを表現出来るようになりたいんですよね。

 

だってそれは人にとってとても大きな感情なのだから。

 

それを表現出来れば絶対に救われる人はいると思います。

なにより、僕が救われる。

この気持ちを知ってくれ、みたいなやつです。

 

小林賢太郎さんが何かのインタビューで、表現をする人はナルシストですよ、自分も、というようなことを仰ってました。

 

僕も例にもれずそうなんでしょうね。

 

背が高いわけでも顔が良いわけでもない。

 

でも表現はしたい。

 

俺の気持ちを知ってくれと。

 

それは多分ナルシストだ。

一般的にナルシストではないが、そういう要素はあるはずだ。

 

 

だが逆に言うとそんな面は誰にでもあるはずなんです。

 

それを一歩進んで表現しようとしているだけです。

 

やるかやらないか。

 

それだけの違いですよ。

 

 

結局何が言いたのか。

 

 

僕をこんなにコテンパンにしてくれる人に感謝しているということです。

 

ある面では、ということを主張しておきますが。

 

その他は普通に悲しいんで(笑)

 

 

これを機に僕は表現レベルを上げないと、ただ惨めで終わるだけです。

 

ただじゃ転ばない男になりたいです。

 

 

そんなことより。

 

 

腹減った。

 

まだ家に着かねえなあ。

 

 

それじゃあまた。